無垢
はいどーも、ただの犬好きです。
みなさん、「MUQU」っていうブランド知ってます?
浦先生のYouTubeで取り上げられていたんだけど、メッチャ高いんだわさ。
なんとなんと…
[標準仕様]5番~PW(6個セット):¥2,160,000
1個¥360,000(税別)
(ホームページより抜粋:http://www.muqugolf.jp/#)
…あ、これやばいやつや。
モノホンですわ。
MAJESTYとかベントレーよりもヤバイやつや。
…でもメッチャ気になるから「MUQU」の特徴を3点に少しまとめてみやした。
もちろん、こんな個人のブログですからステマではないですよ。
てか、こんな強気なお値段なんだからステマなんて意味ねーっての!
フルミルド
初めて聞く用語の「フルミルド」。
つまりは「フル」に「ミルド」されたアイアンってことですな。
ほんでもって「ミルド(milled:挽かれた、削った)」ってのは
「ミーリング(milling)」加工したものをいうらしい。
中3英語レベルの直訳だと「全部挽いた」、「全部削った」アイアンってことだから、
なんか表面を削ってそうだよね。
実はそう。
ミーリング加工してあるアイアンは表面が少しザラザラしてるんよ。
細かい溝みたいのが打ってあって
それが抜けの感じを出すって聞いたことがある。
けど、この加工が「打感」にも影響するんだから、実に面白い。(メガネクイッ)
表面がギザついてるってことはそれだけボールに食い込むから打感が柔らかくなる。
反対に真っ平らだと食い込まないから打感が硬くなって「弾く」んだと。
へえぇ~。
そしたら「MUQU」のアイアンはどんだけ軟らかい打感になるんだろーか。
一度試してみたいものだけど、試打するのは勇気がいるわ。
どっかにパンを咥えた社長クラスのお偉いさんと街角でぶつからねーかなー。
そしたら俺がソイツと運命的な出会いでもって試打会場に行くんだけどなー。
3種類の素材
さて、「MUQU」のこだわりはフルミルドでは終わらない。
下記の素材を使ってるとのことだが、コレわかる?
分かったらアナタ、ものづくりに携わってる職人さんかな?
ゴルフ好きでコレ知ってる人がいたら、良い意味で気持ち悪い笑
「S25C」「S50C」「SUS303」
はい、時間でーす。
「S25C」、「S50C」が鉄。
「SUS303」がステンレスでーす。
もっというと
「S」はSteel(鉄)、「C」はCarbon(炭素)、数字は炭素含量の100倍を指す。
だから0.25%、0.5%の炭素が含まれている鉄ってこっちゃ。
「SUS」はSteel Use Stainlessって意味で、300番代は鉄にCr(クロム)と
Ni(ニッケル)が入ってるんだと。
1桁目と2桁目の「03」の意味は調べてもよーわからんかった。
あんまり意味はないらしい。
とりま、これらの3素材をオートクチュールに製造できるってんだからすげーよね。
どんな工場で作ってるのか個人的に見学してみたい。
あと、この3種類のヘッドの打ち比べもしてみたい。
あわよくば試打クラブでいいから欲しい。
KASANE CHUBU
製造業は斜陽業界って言われてるが、これに反旗を翻したのが「KASANE CHUBU」。
「KASANE CHUBU」は中部地方の製造を盛り上げるプロジェクトの総称で、
最初の製品が「MUQU」なのだ!!(ドヤァ)
リアル「下町ロケット」ですな。
ただ、東京オリンピック2020に向けてプランを立てていたことを匂わす言葉が「MUQU」のホームページにあったから少し残念…
許すまじコロナ。
まとめ
「MUQU」、いかがでしたでしょうか。
高いお値段する理由が分かり、スッキリできたわー。
YouTubeにはこのアイアンの試打レポートが幾つも転がってるから
それを見て妄想しまくってくらはい。
俺も後でお風呂で見よーっと。
ほんじゃまた次回。